ここ最近、10年後に残る業種、無くなる業種という記事を見たり聞いたりします。それによると、我々の日々の業務の一部が、近い将来AIに取って代わるのではないかと言われているようです。
更にAI機能やビッグデータの活用が進むことにより、リスク・プロファイル化は一層進み、保険引受リスクの多様化や単一保険契約での自動車・住宅・健康・傷害などの複数のリスクをカバーする商品など様々な分野での“変革”が予想されます。
また、これまで以上に資本力を持った異業種が保険業界に参入して来るであろうことも大きな脅威となってきます。

一方で、残る業種としては、決して数値化できない人の心を相手にする職業や人とのコミュニケーションスキルが必要とされる職業はAIが代替することは難しいと言われています。つまり人間力を活かした職業は残るということでしょうか。
では、会社でいう人間力とは何なのか？私のその答えは、人間味溢れる企業理念を持ち、その理念が行き届いた組織力、何よりその企業理念を受け継いだ社員がいる企業だと考えます。
我々の仕事は単に保険を売ることではありません。常に顧客に寄り添い、顧客でさえ気付いていない潜在的な不安を顕在化させ、その顕在化された不安を取り除くための一助として我々がカウンセラーとして存在し、保険というひとつの手段(アイテム)を駆使しているのだと思います。

弊社では、幸いにして、ここ数年で組織体制を強化することを、幾多の経営課題の中でも、最重要な課題として取り組んできたこともあり、ある程度の組織が出来上がりつつあると感じています。 組織経営がある程度実現した今、これからの課題は、この理念と人間力向上のための教育をより一層強固なものとして取り入れていくことです。

我々社員一同、“私たちはみんなの幸せを創造する”企業として、ゲインバリュー(４S)＝信念・信頼・進化・親切を皆様と約束し、この激戦の時代に打ち勝つ覚悟であります。 我々の業務の一部をAIが取って代わる時代が来たとしても、人の悩みは人が解決する、 人が解決するから、そこに喜びや感動が生まれる。ゲインという会社を、そういう人間力に溢れた集団にすることがこれからの私たちの覚悟であり目標です。